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白内障の改善方法は?予防法や治療のポイントも紹介

2025年3月27日

目

「白内障にかかったら改善はできる?」

「白内障にはどんな手術があるの?」

白内障の改善方法や治療法について、知りたいと思っている方は多いのではないでしょうか。

白内障は一度発症して水晶体の濁りが発生すると、元に戻すことはできません。改善するためには、手術を受ける必要があります。

この記事では、白内障の初期症状や改善方法、白内障の予防法を紹介するため、ぜひ最後までお読みください。

白内障を自分で治すことはできない

白内障を自分で治すことはできない

白内障によって水晶体が濁ってしまった場合、点眼治療や生活習慣の改善などで自分で治すことはできません。手術によって人工レンズを挿入する必要があります。

目が見えにくくなることで日常生活に支障をきたすほどの症状が出ている場合は、早急な手術が必要です。

合併症によって失明したりする可能性があるため、放置せずに眼科で治療を行いましょう。

白内障の症状

白内障の症状

白内障の主な症状としては、下記の5つが挙げられます。

  • 視界がかすむ
  • 光がまぶしく感じる
  • 視力が低下する
  • 物が二重に見える
  • 目が疲れやすい

上記の初期症状が見られたら、早急に眼科を受診する必要があります。ここでは、症状の詳しい内容について見ていきましょう。

視界がかすむ

水晶体が濁ると、視界がかすむことがあります。水晶体はカメラのレンズのような役割を担っており、ものを見るときにピントを合わせてくれます。

しかし、水晶体が濁ると光の透過性が落ちるため、ものがかすんで見えたりピントが合いにくかったりする症状を感じるでしょう。

光がまぶしく感じる

白内障になると、光をまぶしく感じることがあります。

白内障は水晶体が白く濁る病気です。水晶体が濁っていると光が水晶体を通過するときに屈折が乱れるため、光が拡散して目の中で反射しやすくなります

その結果、明るい場所や光源を見ると、光がにじんで見えたり、強くまぶしさを感じたりすることがあります。

視力が低下する

水晶体の中心部が濁ると、目が見えにくくなり、視力低下を感じやすくなります。

白内障の多くは、水晶体の外側から内側に向かって濁りが進行します。しかし、白内障の種類によっては、初期段階から中心部が濁るため、すぐに白内障を発症したと気がつくことがあるでしょう。

視力の低下を感じると、目に異変が起こっていると気がつきやすいです。白内障は早期発見、治療が非常に重要な病気です。

進行すると手術以外の選択肢がなくなるだけでなく、緑内障などの合併症にかかる場合もあります。60歳以上の方の8割は白内障にかかると言われているため、自覚症状がないうちでも定期的に眼科で診察を受けると良いでしょう。

物が二重に見える

白内障の初期症状に、物が二重に見えることが挙げられます。これは、水晶体の濁った部分とそうでない部分で光の進み方が変わってしまうい、複数の像が映ることで起こります。

物が二重に見える症状を「複視」と呼びますが、複視は白内障だけが原因で起こるわけではありません。両目で見たときに複視が起こる場合には斜視の可能性もあるため、眼科での診断が必要です。

片目ずつ物を見た時に二重、三重に見える場合は白内障の可能性が高いでしょう。

目が疲れやすい

白内障になると、目が疲れやすいと感じることがあります。これは、目が見づらい状態で無理に対象物を見るためです。

白内障になると水晶体が濁るため、ピントを合わせるのが難しくなります。この状態でものを見るとピントを合わせるために常に目の周りの筋肉が使われることになるため、目が疲れやすくなるのです。

また、白内障の症状には、視力の低下やものがかすんでみえることなどが挙げられます。これらの症状によって目にストレスがかかることで、眼精疲労の症状が出ることも考えられます。

白内障で手術が必要なケース

白内障の手術

白内障によって水晶体が一度濁ってしまうと、元に戻ることはありません。放置すればさらに悪化するため、早急な治療が必要です。

光がまぶしく感じて目をつぶってしまうことや、メガネやコンタクトをしても物がゆがんでみえることが増えると、運転中や歩行中などに事故に合うリスクが高まります。

日常生活に支障が出ている場合には、安全のためにも手術を選択しましょう。白内障の手術では、濁った水晶体を取り除き、人工のレンズを挿入します。

手術は短時間で行えます。目の手術に不安を感じる方もいるかもしれませんが、目の健康を守るためにも早めに手術を検討してください。

白内障を改善するための治療法

白内障の治療法

白内障は手術以外で改善する方法がありませんが、補正グッズや点眼薬を使用することで進行を予防したり、見え方を改善したりすることは可能です。

ここでは、治療法について詳しく見ていきましょう。

補正グッズの使用

白内障そのものを改善する効果はありませんが、補正グッズを使用すると見え方が改善するため、不快な症状が減ることがあります。

視界がぼやけたりまぶしく感じたりする症状は、メガネやサングラス(治療用の色のついたレンズ)を使うことで多少良くなることがあります。

白内障の原因として挙げられるのが紫外線です。サングラスを使用することで目に紫外線が入ることを予防できるため、白内障の進行を抑える効果も期待できます。

手術

白内障の症状が進行した場合、濁った水晶体を取り出し、人工的な眼内レンズを挿入する手術を行います。手術時間が短く、体の負担の少ない手術のため、高齢者の方でも安心して受けられるでしょう。

挿入するレンズには、複数の種類があるため、自身に適した種類を選びましょう。ここでは、「単焦点眼内レンズ」と「多焦点眼内レンズ」を紹介します。

単焦点眼内レンズ手術

単焦点眼内レンズは、どこか1つに焦点を合わせるレンズです。

健康保険が適応されるため比較的安価で手術を受けることができ、ピントを合わせた距離の範囲内でクリアな視野が得られるという特徴があります。

遠くは見えますが、近くを見る際に老眼鏡が必要になることがあります。

また、近くに焦点を合わせる場合は、遠方を見る際には基本的はメガネが必要になります。

多焦点眼内レンズ手術

多焦点眼内レンズとは、複数箇所に焦点を合わせられるレンズです。近くから遠くまで連続した焦点で見ることができます。

近方と遠方など複数の箇所を見ることができるため、老眼鏡やメガネが不要になり、生活が楽になるでしょう。また、白内障と同時に乱視や老眼の改善も期待できます。

一方で、単焦点眼内レンズと比較し、光のにじみであるハロー・グレア現象が起こったり、するデメリットがあります。また、白内障以外の目の病気を患っている場合は適応にならないこともあります。

さらに、多焦点眼内レンズは保険適用ではないため、費用がかかる点にも注意しましょう。

白内障の予防法

白内障の予防法

白内障の予防法には、以下の5つが挙げられます。

  • 食生活の見直し
  • 紫外線対策
  • 適度な運動
  • 点眼薬の使用
  • 禁煙

これらの予防法について詳しく説明します。

食生活の見直し

白内障は、糖尿病を患っている場合に発症するリスクが高いと言われています。

これは、高血糖な状態が続くことによって血液中の糖分が水晶体を濁らせるためです。糖尿病のリスクを抑えることで、白内障のリスクも下げられるでしょう。

糖質や脂質の高い食事を避け、栄養バランスの取れた食事を摂ることを心がけてください。また、体内時計が乱れるとインスリンが効きにくくなり、糖尿病のリスクが上がります。

できるだけ毎日決まった時間に3食きちんと食べるようにしましょう。

また、水晶体に含まれるタンパク質が酸化することでも、水晶体が濁りやすくなります。抗酸化作用のある緑黄色野菜や果物などを積極的に摂取し、酸化を防ぎましょう。

紫外線対策

白内障は、紫外線を浴びることでも進行します。

強い紫外線を浴びると活性酸素が発生し、水晶体に含まれるタンパク質が酸化することで濁ってしまいます。水晶体の酸化を防ぐためには、目に入る紫外線を防ぐことが大切です。

外出する際はサングラスや日傘などで目に入る紫外線を防ぐと良いでしょう。

適度な運動

適度な運動も白内障の予防に効果的です。

運動をすることで血行が良くなり、白内障の予防に効果があると言われています。また、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の予防にもなるにもなる点もメリットです。

外で運動する際は、目に紫外線が入らないようにサングラスや防止で紫外線をカットしましょう。

禁煙

禁煙も白内障の予防に効果的です。

喫煙を続けると、毛細血管が収縮して血流が悪くなり、目に必要な栄養が行き届かなくなります。さらに、抗酸化作用のあるビタミンCを破壊してしまうため、水晶体の酸化が進み、白内障が進行する可能性があるでしょう。

喫煙習慣がある方は、白内障予防と健康維持のためにも禁煙を検討しましょう。

白内障を放置する危険性

白内障を放置する危険性

白内障を放置すると、症状はどんどん進行します。手術を受けない限り水晶体の濁りは改善されないため、放置すると見え方が悪化し、日常生活に影響を及ぼすでしょう。

水晶体の濁りがひどくなると、液状化して炎症が発生するする水晶体融解性ぶどう膜炎を引き起こすリスクもあります。充血や痛みの症状がひどくなると、手術をしても後遺症が残る可能性があります。

また、白内障の合併症として急性緑内障のリスクもあります。緑内障は失明のリスクがあり、視野がかけてしまった場合には手術をしても元に戻ることはありません。

白内障によってものが見えづらい状態が続くと、見えにくいことによってストレスが溜まることが考えられます。

脳に情報が届かないことにより意欲の低下や思考能力の低下にも繋がるため、日常生活に支障がでたタイミングで手術を検討すると良いでしょう。

白内障治療のポイント

白内障治療

白内障治療のポイントは、早期受診です。白内障治療に強い眼科を受診しましょう。

白内障治療のポイントについて詳しく見ていきましょう。

早期受診する

白内障に気がついたら、すぐに眼科を受診しましょう。白内障が進行すると物がゆがんで見えたり字が曲がって見えたりするため、日常生活が送りづらくなります。

白内障に強い眼科を受診する

白内障の検査、治療を受ける場合は、白内障に強い眼科を受診しましょう。特に白内障の手術を受ける場合には、手術の数が多く、確かな技術力を持つ医師のもとで手術を受けることが大切です。

また、眼科によって取り扱うレンズの種類なども異なるため、自分が希望するレンズを扱っているか、レンズの説明は納得できるかも確認しましょう。

手術後にいつもの生活に戻るためには、眼科や医師のサポートが重要です。正確な手術ができる確かな技術力と、最新の設備が揃っている眼科を選ぶと安心して治療を受けられます。

まとめ

白内障は、一度発症してしまうと自分で改善することはできません。水晶体の濁りを治したい場合には、手術を受ける必要があります。

深作眼科では、整った設備のもと、院長によって開発された新しい技術で精度の高い白内障治療を行っています。

患者様に負担の少ない白内障手術を行い、手術後の合併症にも迅速に対応するなど、安心して手術が受けられる環境を整えています。ぜひお気軽にお問い合わせください。