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白内障になりやすい人の特徴8つ|予防法や進行を止める治療法も紹介

2025年3月27日

白内障になりやすい人

「白内障になりやすい人はいる?」「白内障は予防はできる?」白内障になりやすい人の傾向や予防法について知りたいと思っている方は多いのではないでしょうか。

白内障は主に加齢によって発症する病気ですが、喫煙習慣や強い紫外線を浴びる機会が多い方は、白内障になりやすい傾向があります。

この記事では、白内障になりやすい人の特徴や予防法、白内障を発症した場合の治療法などを詳しく紹介します。白内障について知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

白内障の症状

白内障の症状

白内障は、目の中にある水晶体が濁る病気です。

水晶体は、カメラのレンズのように、目の中で焦点を合わせる働きをしています。

元々は透明ですが、何らかの原因によって濁ってしまうと、ものが霞んで見えたり二重に見えたりといった症状があらわれることがあります。

白内障には複数の種類があり、多くの場合は水晶体の外側から濁り始めるため、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。そのため、進行してきてから異変に気がつくことも多いです。

下記のような症状に気がついた際には、早めに病院を受診しましょう。

  • 光が眩しく感じる
  • ものが霞んで見える
  • 視力が低下したと感じる
  • ものが二重に見える
  • 目が疲れやすい

白内障の初期には上記のような症状が見られますが、症状に気が付かないことも多いです。定期的に病院を受診し、白内障の傾向がないかチェックしましょう。

白内障になりやすい人

白内障になりやすい人

白内障になりやすい人の特徴には、以下が挙げられます。

  • 年齢を重ねた方
  • 喫煙習慣がある方
  • 強い紫外線を浴びている方
  • 目に怪我をした方
  • 糖尿病の方
  • アトピーの方
  • ステロイド薬を長期使用している方
  • 家族が先天性白内障を患っている方

白内障になりやすい人の特徴には、加齢以外にも生活習慣の乱れや怪我や病気によるものなどが挙げられます。下記で詳しく見ていきましょう。

年齢を重ねた方

白内障の原因の多くは、加齢によるものと考えられています。

60歳以上の高齢者の多くに発症すると言われており、老人性白内障と呼ばれます。ただし、40代の比較的若い方でも老人性白内障の症状が起こるケースはあるため、注意が必要です。

年齢を重ねた方が白内障になりやすいのは、紫外線による影響を長年受けているためです。目の中にある水晶体は、タンパク質によって構成されています。タンパク質は長年紫外線を浴び続けることにより変性し、水晶体が濁りやすくなるのです。

老人性白内障は水晶体の外側から濁りが進行するため自覚症状が起こりにくく、気づきにくい病気です。

定期的に眼科を受診しましょう。

喫煙習慣がある方

喫煙習慣がある方も、白内障になりやすいです。喫煙によって発生する窒素酸化物は、水晶体に含まれるタンパク質に悪影響を与えるため、白内障の進行を早めると考えられています。

喫煙習慣は、白内障のほかにも、がんや心臓病などの原因になることもわかっています。白内障対策だけでなく、健康のためにも禁煙を検討しましょう。

強い紫外線を浴びている方

強い紫外線を長期的に浴びている方も、白内障になりやすいです。強い紫外線を浴びると活性酸素が増え、水晶体のタンパク質が変質しやすくなり、白内障のリスクが高まります。

紫外線を浴びる機会が多い方は、サングラスや日傘、つばの広い帽子を日常的に使用するなど、目に紫外線が入らないように気を配りましょう。

目に怪我をした方

目の怪我が白内障につながる可能性があります。

若年性白内障の原因には、スポーツによる怪我や、合わないコンタクトで目が傷ついたことなどが挙げられます。目が刺激を受けることで、水晶体に濁りが生じる可能性があるのです。

スマートフォンやパソコンのブルーライトも、水晶体が傷つく原因になります。

長時間パソコンやスマートフォンを使用する場合は、ブルーライトカットのメガネを使用するなどの工夫が必要です。

糖尿病の方

糖尿病の方は、白内障になりやすいと考えられています。

高血糖の状態が続くと糖がタンパク質と結びつき、AGEsと呼ばれる糖化産物が発生します。AGEsは水晶体に蓄積しやすく、白内障の原因になると考えられています。

糖尿病の方に限らず、普段から栄養バランスの悪い食事を取っている方も糖化が進み、白内障のリスクが高まるため注意しましょう。

アトピーの方

アトピー性皮膚炎を患っている方は、白内障になりやすい可能性があります。

アトピー性皮膚炎は乳児期に発症するケースが多いですが、発症から10〜15年後に白内障の症状があらわれる可能性があります。

加齢性の白内障は水晶体の外側から濁っていきますが、アトピー性白内障は水晶体を包んでいる袋の部分が濁っていくのが特徴です。

角結膜炎や眼窩皮膚炎なども合併症として起こりやすいため、定期的に検査を受けると良いでしょう。

ステロイド薬を長期使用している方

ステロイド薬の長期使用も、白内障のリスクに影響します。

ステロイド薬には内服薬や塗り薬、吸入薬などの種類がありますが、白内障の原因になりやすいのは、内服薬と吸入薬だと考えられています。

他の病気で長期的にステロイド薬を使用する場合は、白内障が進行していないか確認する必要があるでしょう。

ステロイド薬が原因の白内障は、発症すると進行が早い点も特徴です。発症して数ヶ月〜1年程度で手術が必要になるケースもあるため、自己判断でステロイド薬を使用し続けないように気をつけてください。

家族が先天性白内障を患っている方

白内障の原因になる遺伝子はいくつかあり一概にはいえませんが、大きく影響していると考えられているのが、水晶体に含まれるタンパク質の一種であるクリスタリンを構成する「クリスタリン遺伝子」です。

水晶体の透明性を維持する役割を持つクリスタリンを構成する遺伝子に変異が起こることで、白内障発症につながっていると考えられています。

先天性白内障の約25%は遺伝性とされているため、家族に先天性白内障を患っている方がいる場合は、一度病院で検査しても良いでしょう。

白内障の予防法

野菜

白内障は遺伝によるものもありますが、後天的な原因の場合は、日常生活である程度予防もできます。白内障を予防するためには、下記に気をつけると良いでしょう。

  • サングラスや日傘で紫外線を防ぐ
  • 喫煙習慣を見直す
  • 適度な運動を行う
  • 抗酸化作用のある食品を食べる
  • 医療機関の目薬を点眼する

白内障の原因には紫外線が挙げられるため、サングラスや日傘で紫外線を防ぎましょう。また、喫煙や乱れた食生活なども白内障につながるため、日常生活の見直しが大切です。

水晶体の濁りは点眼薬では治りませんが、白内障の予防・進行に使用できる点眼薬はあります。市販の点眼薬ではないため、病院で処方してもらいましょう。

白内障の進行を止めるためには

目薬

症状がある程度進行している場合には、水晶体を取り出して人工レンズを挿入する手術が必要です。

白内障の治療法について詳しく見ていきましょう。

手術

白内障がある程度進行した場合、濁っている水晶体を取り出し、目の中に人口のレンズを挿入する手術必要になる可能性があります。

白内障の手術時間は一般的に10〜20分程度の短時間です。

深作眼科では、実質4分の手術時間で済みます。白内障の進行状況や体質などを鑑みて、医師と手術法を検討しましょう。

白内障を放置するリスク

白内障を放置するリスク

白内障は、一度発症すると点眼薬による薬物療法では進行を止めることはできません。白内障を放置すると、以下のようなリスクが高まります。

  • 目が見えづらくなり、怪我や事故のリスクが高まる
  • 精神的なストレスが溜まる
  • 合併症による失明の可能性がある

白内障は水晶体が濁る病気のため、進行すると目が見えづらくなります。周りが見えづらくなり、日常生活に支障を来し、怪我や事故につながる可能性があるでしょう。

また、ものが見えづらくなることにより、日々のストレスが溜まることも考えられます。

さらに、水晶体の濁りが進行すると合併症を併発するリスクがあります。水晶体の濁りが進行すると、一部が溶け出すことでぶどう膜炎を発症するリスクが高いです。

白内障の症状に気がついた際には、早めに病院を受診しましょう。

白内障に関するよくある質問

Q&A

最後に、白内障に関するよくある質問について回答します。

白内障にならない人はいる?

白内障になりにくい体質についてはわかっていません。しかしながら、白内障の発症リスクに注意することで、予防に取り組むことは可能です。

白内障の発症リスクを高めるものには、紫外線、飲酒、喫煙、乱れた食生活などが挙げられます。そのため、生活習慣を見直すことで白内障になりにくい体質を目指すことはできるでしょう。

白内障は手術なしでも治せる?

白内障は、一度進行すると進行を止めることはできません。また、自然治癒もしないため、生活習慣や食生活の改善などで自力で治すことはできないと考えておきましょう。

白内障の治療は、眼科で受けられます。ある程度白内障が進行している場合は、白内障手術を受けることで視力の回復が可能です。手術では、濁った水晶体を取り出し、人工のレンズを挿入します。

白内障の症状に気がついた際には早めに病院を受診することが大切です。

白内障は40代でもなる?

白内障は40代の比較的若い年代の方でも発症する可能性があります。

加齢が原因の白内障は50代以降の見られることが多いですが、アトピー性皮膚炎や目の怪我が原因で若い年代の方でも白内障になるケースがあります。

初期症状であれば、手術で治すことが可能です。初期症状に気がついた際には「40代で白内障になるはずがない」と考えずに、早めに病院を受診してください。

まとめ

白内障は、主に加齢によって発症します。そのほかにも、強い紫外線を日常的に浴びている方や、喫煙習慣がある方は、白内障になりやすいといえるでしょう。

白内障を発症した場合は、手術で治療します。濁った水晶体は手術でしか改善できないため、見え方に違和感がある場合は、早めに病院を受診しましょう。

深作眼科では、痛みに配慮し患者様の負担が少ない治療を行っています。実質4分で手術も終了するため、心身の負担を抑えて治療を受けることが可能です。

白内障手術を検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。